設立趣旨

ALFAEの使命

ALFAEはアジア太平洋圏を起点に「食・農・環境」のバランスのとれた経済と文化の発展を追求し、戦略的な技術研究開発・仕組みの構築・産業化支援を行います。

そのために、産官学民が一体となり、情報の共有・技術の体系化・仕組みの普及において連携を強化することに努めます。迎え来るデジタル時代に、現実社会を支え、人間の本質を高めるようなユビキタス技術を発展させることで、技術中心ではなく、人の生活を中心におく技術開発を推進します。

社会発展のためのパラダイムシフトを目指し
「文化の継承」と「人々の生活の質の向上」に貢献します。

 

今までの歩み

1997年、農林水産省(MAFF)による広く民間企業を巻き込んだ農水ITプロジェクトが開始され、現在ALFAEの副会長を務める二宮氏のリードにより農業、林業、水産業の広範な分野をカバーする幅広い応用情報技術研究が行われました。当初は増殖データベースプロジェクトという名称で、ソフトウェア開発が中心としてプロジェクトはスタートしましたが、プロジェクトの後半ではセンシングを含めたシステム開発に比重が移りました。現在ALFAEの副会長を務めるNECシステムテクノロジーの島津氏もこのプロジェクトのメンバーの一人です。

 

 

このような流れの中で、現在ALFAEの副会長を務める平藤氏のチームによりフィールドサーバが開発されました。また、現在ALFAEの会長を務める亀岡氏は、ICTと新たな光センシング技術を用いた科学的栽培を実現するオプティカルファーミングを目指すBIX(BioInformation eXchange)チームを立ち上げ、フィールドサーバ開発チームと協調しつつ、カゴメの研究所、ハワイのUCCコーヒー農園などで実証実験を行ないました。そして、これらの実験を通して、下記の技術が実用段階に近づいていることが実証されるに至りました。

  • 無線インターネットを用いたフィールドサーバーによる圃場情報のモニタリング
  • X線から赤外線の広範な光による農作物の成分、物理化学特性、土壌水分などの計測システム
  • センシングデータとデータベースとのデータ交換のためのXML規格(BIX)の標準化

一連のプロジェクトの成果は、世界連携型のユビキタスビジネスモデルの創成をめざす戦略構築を主目的とする国際シンポジウム『世界連携型ユビキタス産業クラスターシンポジウム』の開催(三重県、2007年:中部経済産業局・ジェトロによる支援)を可能にしました。このシンポジウムは「パソコンの父」と呼ばれるアラン・ケイ博士が基調講演を行なうなど、成功裏に幕を閉じました。

このような一連の活動を行っていく中で、農水ITプロジェクトに関わった人材と、これらのプロジェクトの中で開発された技術体系を継承するための民間非営利組織を構築する機運が高まり、2007年7月31日に任意団体のALFAEが生まれました。その後、ALFAEは2008年7月に有限責任中間法人ALFAEとして法人化され、中間法人法の規定により2008年12月に一般社団法人ALFAEとして再出発を始めました。

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